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おじいちゃん先生の偉功

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TwitterでふとみたTL(これ)から思い出した話を書こうと思います。

軍医さんという言葉を聞くと、わしはおじいちゃん先生の不思議な手を思い出す・・・。

とてもゴツゴツした手の甲なのだが、手のひらはとてもツルツルした不思議な手・・・。

 

数十年前、妹が1歳の時、親の不注意で熱湯が胸にかかり重度のやけどをした。

大きな病院を転々とし、診察して貰うもののどの医者も、皮膚が完全に直る見込みがなく、

ケロイド状になった皮膚の下に隠れてしまった乳首が出ることはないと言い放っていた。

ふとしたことから、やけどをとても上手に治すお年を召した町医者さんがいることを知り、

藁をもすがる気持ちで母親と妹は通院し始めました。

約2ヶ月ほど通院をし、町医者さん特製の塗り薬を塗り続けると、

やけどの跡は500円玉ほどの大きさで赤く残ったものの、ケロイド状だった皮膚が綺麗に治り、

どの医者もダメだと言い切った乳首もきれいに出てきました。

 

その町医者さんは元海軍の軍医さんでずっと前線で負傷兵の治療をし、

終戦と共に帰還兵として戻ってこられた。

戦後すぐは、元軍人というだけで疎まれながらも、

医者が足らない日本を支えるために細々と町医者を続けてきた。

やがて高度成長期を迎え、オイルショックなど乗り越えながらも、

患者さんが訪れる限り治療を続け、80余年でお亡くなりになった。

 

わしの幼い記憶を呼び返すと、診察室の片隅に位牌が置いてあったことを思い出す。

当時はまだ小学生でよくわからなかったが、多分戦地でなくなった英霊の位牌ではなかったと思う。

英霊を弔いながら、治療を続け、

そしてひっそりと亡くなったこのおじいちゃん先生こそ 本当の医者 だと思う。

 

医師の本分を忘れ、自分の私利私欲・地位向上にのみ腐心する某医師会の輩どもは、

先人の功績や理念を少しは学ぶといい。

 

ああ・・・・本当に 世知辛い 国になっていくなぁ・・・。

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